
では、1300WのM字型カーボンファイバーヒーターについて話しましょう。
重負荷の産業用加熱を行う場合、単に「熱」だけでは不十分です。迅速に対象物を加熱できる強力なエネルギーが必要です。それが、この1300WのM字型ヒーターが誕生した理由です。これは、物が十分に温まるのを待つ余裕のない、高密度の加熱が求められる状況向けに設計されています。
電力面について
このヒーターは235Vで動作します。1300Wもの高出力を出しながらも、電流を適切に制御するためにこの電圧が選ばれました。そのおかげで、非常に集中した熱が発生します。ただし、ご自身の電源装置がこの負荷に耐えられるか確認してください。そうでなければ、フィラメントが損傷し、使い物にならなくなってしまいます。
なぜ「M」字型なのか?
見た目のためだけではありません。フィラメントをM字型に折ることで、同じ長さのチューブ内により多くの放熱面積を確保できます。これにより、1300Wの熱がクォーツガラス全体に均等に分布します。そうしないと、局所的に過度に熱が集中して、ガラスが割れてしまう可能性があります。また、従来のタングステンの代わりにカーボンファイバーを使用しています。カーボンファイバーは、はるかに高い温度に耐えられ、熱の伝播方式も変わります。その結果、ランプの周囲の空気だけでなく、加熱対象物の内部まで熱が浸透します。
設置方法について
これらは、既存のIRヒーターの簡単な交換用部品として使用できます。透明なクォーツを使用しているため、短波エネルギーが障害なく通過します。しかし、注意が必要なのは、小さなチューブ内で1300Wものエネルギーが発生するため、周囲に大量の熱が生じるという点です。狭い空間にこれらを設置する場合は、冷却ファンをしっかり設置する必要があります。空気が流れないと、コネクタが過熱して壊れてしまいます。最後に、取り付け時に端子の締め付けをしっかり確認してください。接続が緩むとアークが発生し、良いランプが台無しになってしまいます。